JR東海ツアーズの旅行商品である「ぷらっとこだま」が2024年3月1日にリニューアル。
このブログでは、「ぷらっとこだま」のリニューアル内容について詳しく解説しています。
チケットレス化や、座席指定の詳細化など変更点が多数あります。
東海道新幹線で「ぷらっとこだま」を利用される際、参考にしていただければと思います。
この記事でわかること
・ぷらっとこだまの変更点
・新幹線をお得に使う方法
・使用するときの注意点
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1. ぷらっとこだまのリニューアルについて
JR東海ツアーズは、2024年3月1日乗車分から「ぷらっとこだま」のリニューアルを実施しました。
今回のリニューアルにより、利用者にとっての便利さが向上します。
以下に、内容を詳しく説明します。
チケットレス化
これまで、チケットやドリンク引換券の受け取り方法にはいくつかの方法がありました。
・券売機で発券
・JR東海ツアーズ店舗で受け取り
・郵送受け取り
リニューアル後の「ぷらっとこだま」では、チケットとドリンク引換券がチケットレス化されました。
これにより券売機などでの受け取り作業が不要になり、利用者は手間を省くことができます。
座席指定の詳細化と変更可能性の拡大
今回のリニューアルにより、「ぷらっとこだま」でも利用者が座席指定できるようになりました。
希望する座席位置を選択することができ、指定した座席位置の変更も可能です。
これにより、より快適に旅行できるようになりました。
申込時刻と申込期限の変更
リニューアルに伴い、申込の受付時刻と申込期限も変更されました。
受付開始時間は乗車日の1か月前(前月の同じ日)の10時から。
従来より1時間早くなりました。
申込期限も乗車前日の22時→23時30分へと繰り下げ。
さらに、リニューアル後は24時間申込操作が可能ですが、従来の申込時間であった23時30分~翌5時30分はシートマップからの座席指定ができません。
ドリンク引換券の有効期間
「ぷらっとこだま」の特典であるドリンク引換券ですが、引換期間が大きく変更になりました。
これまでは乗車日から1ヵ月間→乗車当日のみに制限されました。
チケットレス化によって券売機での受け取り手間がなくなり、座席指定もできるようになりました。
また、申込の受付時刻と申込期限の変更により、利用者はより柔軟に予約を行うことができます。
EXのサービスとの連携により、手軽に旅行商品の申し込みが可能になるリニューアルでした。
2. チケットレス化のメリット
ぷらっとこだまのチケットレス化には、以下のようなメリットがあります。
1. 券売機への立ち寄り手間がなくなった
従来のぷらっとこだまでは、乗車するためには券売機でチケットを購入する必要がありましたが、チケットレス化により不要となりました。
スマートEXのサイトやアプリを利用して予約を行い、登録したICカードやQRチケットを使ってスムーズに乗車することができます。
2. 座席指定が可能になった
ぷらっとこだまのリニューアルにより、座席指定が可能になりました。
以前は窓側か通路側を選ぶことはできましたが、号車など詳細な座席の位置指定はできませんでした。
しかし、新システムではシートマップから詳細な座席を選択することができるようになり、予約後でも座席の変更が自由に行えます。
これにより、自分にとって快適な席を確保することができます。
3. ドリンク引換券の手間が省けた
従来はドリンク引換券をチケットと一緒に所持しておく必要がありましたが、アプリ上で自動的に乗車日に表示されるようになりました。
乗車前に別途発券手続きや準備する手間が省けるため、より便利になりました。
4. ICカードを紐づけたまま改札通過が可能になった
ぷらっとこだまのチケットレス化では、乗車のために事前にICカードの指定が必要になりました。
登録に手間がかかりますが、一度ICカードと紐づけてしまえば改札通過時にICカードをタッチするだけで乗車することができます。
新幹線を降りたあとの在来線への乗り継ぎなどもスムーズです。
5. チケットの紛失の心配がなくなった
チケットレス化により、紙のきっぷを紛失する心配もなくなりました。
予約内容やチケット情報がスマートEXのサイトやアプリでいつでも確認できるため、乗車時にはICカードやQRチケットを提示するだけで出場できます。
これらのメリットにより、ぷらっとこだまのチケットレス化は利便性の向上を実現しました。
券売機への立ち寄り手間の削減や座席指定、ドリンク引換券の手続きの簡略化など、さまざまな手間が省けるため、より便利に利用できます。
また、チケットの紛失の心配もなくなり、スムーズな乗車が可能です。
3. 乗車方法の選択肢
ぷらっとこだまを利用する際には、以下の3つの乗車方法から選択することができます。
① ICカード(EX予約専用ICカード、交通系ICカード)でチケットレス乗車
ぷらっとこだまを利用する場合、予約の際には、事前に「乗車用ICカードの指定」が必要です。
具体的には、乗車日の1ヵ月前の10時以降に予約詳細画面から指定してください。
指定方法については、こちらをご参照ください。
ICカードでの乗車方法については、こちらをご覧ください。
② QRチケットでチケットレス乗車
交通系ICカードを持っていない場合は、事前に「QRチケット」の発券が必要です。
QRチケットでの乗車方法については、こちらをご覧ください。
③ 旅行きっぷ(新幹線乗車票)を受け取って乗車
ぷらっとこだまを利用する場合、事前に「受取コード」を発行し、旅行きっぷ(新幹線乗車票)の受け取りが必要です。その後、乗車日の7日前以降にJR東海・JR西日本・JR九州の指定席券売機や受取専用機で受け取ってください。JR東日本の「東京都区内」「横浜市内・川崎」「小田原」「熱海」の指定席券売機でも受取可能です。
これらの選択肢の中から、自分に合った方法でぷらっとこだまを利用することができます。利便性の高い方法を選び、快適な新幹線の旅をお楽しみください。ただし、チケットレス乗車を選択する場合は、事前に手続きが必要となりますので、ご注意ください。
4. 実際に利用してきた
先日、リニューアル後に初めて「ぷらっとこだま」を利用しました。
従来の内容しか知らなかった中で、どのように変化したのかをお伝えします。
4-1.アプリから予約
EXアプリを開いたら、「EX旅パック」をタップ。
ブラウザからJR東海のEXページにジャンプします。
ポップアップから「日帰り商品・ぷらっとこだま」を選択。
出発日や目的地などを入力すると、利用可能なプランが表示されます。
ぷらっとこだまの場合は、グリーン席に1,260円の課金で乗車できます。
長時間乗車のちょっとした特典として、普段はなかなか乗らないグリーン席を選んでみるのもおすすめです。
4-2.出発日
ICカード登録などを事前に済ませ、出発日になりました。
以前は郵送などで乗車券とドリンク引換券を受け取り、それを携えて行く必要がありました。
リニューアル後はスマホ1つのみ。
ICカード登録がうまくいっているのか不安です。
無事に改札をくぐり抜けて、ドリンク引換対象ショップへ。
グレーアウトしていたチケットページが、当日になると押せるようになっていました。
複数名で利用の場合は、URLのシェアによりそれぞれで引換券を利用することも可能とのこと。
使う券を選択し、ショップでQRコードをスキャンすると店員さんが処理してくださいます。
使った分は使用済みになっているので、シェアしている場合にもチェックが可能でした。
目的地では、入場したときのICカードでそのまま出場。
検札もないので、本当に在来線に乗るのと同じ感覚で利用できました。
充電と電波は必要ですが、スムーズさは段違いに便利になっていると感じました。
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筆者より
チケットレス化や座席指定の詳細化、予約方法の変更など、EX予約と似た方法で格安プランが選択肢に入ったイメージです。
みどりの窓口を含め、人員削減の一環として進められている改革だと思います。
店頭で長時間待って申込をすることなく、好きな時間に好きなように手配する。
旅行やビジネスにストレスは大敵ですからね。