最近の大阪は国内外から多くの観光客が訪れています。
食いだおれの街としてグルメが人気ですが、その他にも人気の理由があります。
このブログでは、大阪が観光地として人気な理由と、エリア別でおすすめしたいホテルなどついて詳しく解説します。
この記事でわかること
・大阪を拠点にする際におすすめなホテル
・大阪が世界から注目される理由
・インバウンド需要で私たちが考えるべきこと
1. 大阪で人気のホテル3選
大阪を拠点に旅行する際に、エリアごとのおすすめホテル3選をご紹介!
1.1. ホテル近鉄ユニバーサル・シティ
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンから徒歩数分、パーク開業当初から人気のホテル。
スタジオ・パス付プランや、人気のブッフェ付など魅力的な特典がたくさん!
1.2. ホテルグランヴィア大阪
JR大阪駅直結のため、ホテルから京都・神戸・奈良へすぐに移動可能。
客室は21階~27階の高層階なので、部屋からの夜景も抜群です!
1.3. SPAWORLD HOTEL&RESORT
最近人気の「新世界エリア」にあるホテル。
2023年7月に新館が開業しており、併設の「スパワールド」で温泉やプールも楽しめます。
近隣には動物園や通天閣など、観光スポットも充実しており飽きることがありません。
2. 大阪へのインバウンド観光客の増加要因
大阪が観光客の注目を集め、インバウンド観光客が増加している要因は次の通りです。
2.1 関西国際空港のLCC就航
関西国際空港は日本一のLCC就航都市数を誇り、外国人観光客の獲得に力を入れています。
中国、韓国、台湾などへの便が増えており、アジア圏からの観光客誘致に成功しました。
2.2 京都や奈良へのアクセスの良さ
大阪は、京都や奈良といった世界遺産が集まる観光地へのアクセスが良いため、多くの観光客が大阪を拠点にして訪れます。
そのため、宿泊者の数では東京に劣るとされますが、訪問客数ではトップレベルです。
電車やバスなど交通網も充実しており、近隣地域への利便性が高いことが魅力のひとつです。
2.3 無料Wi-Fiや多言語表示の充実
大阪では訪日外国人をサポートするためにさまざまな取り組みを行っています。
市内や人気スポット、電車などには無料Wi-Fiスポットが設置され、インターネット接続が利用できます。
また、観光に関しても多言語化が進められており、外国の観光客も見やすくなりました。
3. 大阪が訪日外国人に人気な理由
大阪は訪日外国人に人気の理由がいくつかあります。以下では、その魅力を詳しく紹介します。
3.1. 大阪独自の食文化
大阪名物であるお好み焼きやたこ焼きなどの粉もんは、大阪の代表的な料理であり、外国人にも親しまれています。
また、大阪は「くいだおれの街」として知られており、低価格で美味しい食事を楽しむことができます。
外国人にとって食事は旅行の醍醐味の一つであり、大阪の多様な食の楽しみ方は魅力的な要素となっています。
3.2. アクセスの便利さ
主要エリアには飲食店やショッピング施設が充実しており、公共交通機関も多くの種類があります。
隣接する京都や神戸・奈良へのアクセスも良好であり、関西地域全体を観光する際の拠点としても便利です。
空港や新幹線の駅もあるため、他の都市への日帰り旅行もしやすいので、多くの外国人観光客が訪れる理由の一つと言えます。
3.3. テーマパークのインバウンド施策
大阪を代表するテーマパークと言えば「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」
2015年からは「ユニバーサル・クールジャパン」という施策で、日本のアニメ・ゲームのアトラクションが登場。
「ワンピース・プレミアショー」や「スーパー・ニンテンドー・ワールド」の開業など、エンターテインメントに特化したテーマパークになっています。
国内外で人気のアニメ・ゲームを体験できるため、注目のスポットとなりました。
3.4. 地域に愛されるリーズナブルな価格設定
大阪は昔から「天下の台所」として、商人の町として親しまれています。
参考
「天下の台所(てんかのだいどころ)」は、江戸時代に物流、商業の中心地であった大坂(大阪)を指したとされる異名。
商人の町であったこと、交通の要地に位置していたことなどがそれを可能にした。
全国の藩が大坂に蔵屋敷などを設け、生活物資の多くが一旦生産地より大坂に集められて、再度全国の消費地に送られたからであると言われている。
(Wikipediaより)
そのため、都市エリアを少し外れた地域ではリーズナブルな価格設定がされているお店が多くあります。
大阪市福島区には、知る人ぞ知る「10円自販機」も設置されています。
「安い!・ウマい!・おもろい!」
これこそ、大阪が愛される理由です。
4. 今後も大阪に注目が集まる理由
4.1 大阪城天守閣観覧料値上げ?!
現在は高校生以上の大人は600円の観覧料ですが、来年春から高校生と大学生はそのまま。
大人は1200円と現在の2倍に値上げすることが発表されました。
値上げすると、大阪城は日本一高い拝観料のお城になります。
大阪市は値上げについて、以下のようにホームページで回答を公開しています。
値上げ理由
大阪城天守閣の観覧料につきましては、令和7年春の豊臣期石垣公開施設のオープンに伴い、豊臣期の重要な地下遺構である石垣に関する展示等を充実させるため、料金を改定するものです。
4.2. 大阪・関西万博
2025年4月13日~10月13日に開催予定の「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」。
世界各国からのパビリオン参加表明数や、空飛ぶクルマの開発など準備段階から話題が盛りだくさんになっています。
万博なしでもインバウンド需要が高まる中、オーバーツーリズム対策などがどうなるか注目が集まるイベントです。
4.3 進む円安
一時的に1ドル=160円台に入り、34年ぶりとなる円安が続いています。
日本ブランドの品質の良さで買い物需要が増え、ハイヤーや鉄道のグリーン車利用も訪日客が目立っています。
価格変動制のホテルでは、予約が集中することで価格が上昇。
国内旅行をしようとすると、日本人はその価格に驚くようになりました。
日本から行く海外旅行は質素になった一方、日本にくる旅行者は豪遊ができる状況になっています。
リーズナブルな価格設定が魅力だった大阪は、こうした面でも旅行先として人気です。
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筆者より
日本への訪日観光客が増えていますが、特に大阪は街中や電車を見ても大きなキャリーバッグを持った旅行客が多くみられます。
全国でインバウンド需要やオーバーツーリズム対策が検討されていますが、価格上昇は私たちの日常にも影響します。
嬉しいだけではない悲鳴ですが、経済を考えると恩恵に預かることも多くなりそうですね。